保育園に通っていたころ園の先生や母親に絵本を読んでもらう時間が大好きでした。
皆さんはいかがですか?
今回はトットメイトで働く保育の先生方に子どもたちに人気の絵本について教えていただきました。
たくさんのご回答をいただいた中で、
特に人気だった絵本ベスト5
をご紹介します!
あの頃読んでもらった懐かしい思い出の絵本も出てくるかも…?
それではまいりましょう!!
第5位… いない いない ばあ
(松谷みよ子・ぶん 瀬川康男・え)(童心社)
1967年に発売されてから半世紀以上が経ち、
世代を超えて読み継がれている日本で一番売れている絵本。
2020年11月には累計出版部数700万部を突破したそうです!!
「いない いない ばあ」 と語りかけて一緒に楽しむことで
赤ちゃんも大人もともに笑顔になれる最高の場面になりますね😊
第4位… もこ もこもこ
(谷川俊太郎・さく 元永定正・え)(文研出版)
空と地面の「しーん」とした空間から始まり、
ページをめくるごとに驚きの展開が待っています…
絵本を開いて頭に「?」を浮かべながらも
そのまま声に出して読み続けていると
隣で赤ちゃんが、子どもたちが喜んでいる…!!!
何だかわからないけれど喜ぶからと毎日続けて読むうちに
大人だって楽しくなって…
詩人 谷川俊太郎さんのオノマトペと
画家 元永定正さんの抽象的な中に具体性を秘めた絵が
おりなす異色ながらも傑作と言われる絵本です。
第3位… ノンタン シリーズ
(キヨノサチコ 作・絵)(偕成社)
1976年に『ノンタンぶらんこのせて』が出版されると
子どもたちにとって友だちのようなノンタンは、たちまち大人気に。
・「ノンタンあそぼうよ」シリーズ(全22巻)3歳~
・「ノンタン ボードブック」シリーズ(全3巻)3歳~
・「赤ちゃん版ノンタン」シリーズ(全9巻)1歳~
・「すきすきノンタン」シリーズ(全2巻)4歳~
『ノンタン・タータンあそび図鑑』やかるたなど
その他関連グッズも多数出版されています。
ノンタンはネコじゃなかった!?
ノンタン、最初は「真っ白なこぎつね」だったそうです。
作者のキヨノサチコさんは小さい頃に読んだ
新美南吉の『手ぶくろを買いに』の中で
「お母さん、おててがちんちんする」と言った
こぎつねがとても印象に残っていて
お話を描くなら
かわいいきつねを主人公にしたい
とずっと思っていたそうです。
出版のタイミングで、より子どもに身近な動物に
ということで考え抜いた結果、
「真っ白なこねこ」に姿を変え
ノンタンが誕生しました。(ノンタン公式サイトより一部抜粋)
第2位… はらぺこあおむし
(エリック・カール:作 もりひさし:訳)(偕成社)
1969年に刊行の 小さなあおむしがちょうになるまでを描いた
このうつくしい絵本『はらぺこあおむし』は、
作者エリック・カールの代表作となり
現在、世界60以上の言語に翻訳され、
累計発行部数は4400万部にのぼります。
また、日本語版の刊行からは今年で45周年をむかえました。
穴あきのしかけを凝らした斬新な絵本は、
色の魔術師とも呼ばれるエリック・カールの豊かな色彩や、
おいしそうな食べ物、希望に満ちたストーリーで子どもたちに親しまれ、
累計430万部を発行しています。
作者のエリック・カールさんが今年の5月に亡くなられたニュースに
ショックを受けられた方も多いのではないでしょうか?
絵本はもちろん、はらぺこあおむしはグッズとしても
様々な種類が販売され、今日も変わらずたくさんの人に愛される作品です。
さて、栄えある第1位は…
きっと皆さん、薄々気づいてらっしゃいますよね?
そうです!
圧倒的人気で
第1位!!!!
第1位… だるまさんが シリーズ 👑✨
(かがくい ひろし/さく)(ブロンズ新社)
2008年に第1作目の『だるまさんが』を刊行以来、
「だるまさん」シリーズは
どんなに泣いている赤ちゃんも笑顔になる
と評判になり、
シリーズ累計740万部を超える大人気の絵本です。
0歳から読めるファーストブックの新定番となっています。
「だ・る・ま・さ・ん・が」
左右にうごくだるまさん。
ページをめくると……あらら、びっくり!
大わらい! さて、おつぎは……?
0歳の赤ちゃんが声をあげて笑う絵本。
読みきかせするのが楽しくなる1冊です。
「だ・る・ま・さ・ん・の」
めがねをかけただるまさんが登場。
ページをめくると、あっとおどろく展開に!
大人気のだるまさん、こんどは何を見せてくれるかな?
これではじめてのことばをおぼえたという
赤ちゃんたくさん!
シリーズ2作目は
親子でコミュニケーションしながら
楽しんで読める絵本です。
いちごさんにばななさん、めろんさん。
人気シリーズの3作目には、
だるまさんのお友だちも新登場!
ページをめくると、だるまさんと、くだものさんが、
あんなことやこんなこと……。
読みながら自然に、
子どもとスキンシップがたのしめる1冊です。
ブロンズ新社のインタビューの中で
作者のかがくいひろしさんについて、奥様がこう仰っています。
彼の心の根底には、子どもたちへの深い愛と、
だからこそ世の中を憂える悲観的な部分がありました。
「大変な世の中だからこそ、絵本でみんなを笑わせたい」
と、よく言っていました。
かがくいが残した16冊の絵本には、
「大変なときだからこそ、笑って肩の力をぬいてやっていこうね」
という彼の優しさが宿っています。かがくいの人柄そのものの絵本が、
ひとりでも多くの読者の方に届くと嬉しく思います。(一部抜粋)
作者の想いを感じながら改めて作品にふれてみる
というのも良いかもしれません。
さて、
子どもに人気の絵本ベスト5 (トットメイト調べ)
いかがでしたか?
コロナ渦のおうち時間をお気に入りの絵本と共に。📖
次回は、先生方のおすすめの絵本について
ランキングにしてご紹介したいと思います👑