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職員の声に応え、国の助成制度を活用して開園へ
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静岡県富士市に位置し、およそ150床・職員数350名の規模を誇る聖隷富士病院様では2016年秋ごろから院内保育所開設の構想が持ち上がりました。そのきっかけは、職員に対する満足度調査で「保育所があったほうがいい」という声が多かったこと。また、同病院を運営する一般社団法人恵愛会では数年前より「女性活躍法に基づく行動計画」や「次世代育成支援対策」などを掲げていたことも背景にありました。さらに、県内でつながりのある聖隷袋井市民病院様が「企業主導型保育事業」という新たな内閣府の助成金制度を活用して託児所の運営を始めたことも追い風となり、2017年7月3日開園に向けてのプロジェクトがスタートしました。
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勤務体系に合わせた夜間延長保育にも対応
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「助成金の申請手続きや保育園の運営方法、園の設備やカリキュラムなど、すべてにおいてまったく知識のない状態でしたが、聖隷袋井市民病院での運営サポートをされているのがトットメイトであることを知り、迷わずゼロから相談に乗っていただきました」と語るのは担当者さん。「すくすく保育園」では職員が仕事と育児をうまく両立できるようバックアップすべく、月ぎめの昼間保育、一時保育に加え、夜勤の時間帯にお子さんを預けられる体制を整備。さらには職員が夜勤の後に家でゆっくり休んでから迎えに行けるように延長保育にも対応している点が大きな特徴となっています。
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楽しく、安全で、快適な保育環境を実現
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すくすく保育園は病院の駐車場に隣接し、お子さんの送り迎えにも便利な場所に立地しています。駐車場と保育園の間には車止めに加えて柵を設置しているほか、園舎内も視認性の高いレイアウトや動線への細かい配慮が随所に活かされています。保育室の外には広いデッキを設け、ちょっとした外遊びやプールでの水遊びも楽しめる、ゆとりある環境を実現。また、給食は院内調理され、温かいできたてが届けられます。栄養面はもちろん味や食べやすさも計算された給食は子どもたちにも大人気。一食ずつ、お弁当箱とスプーンなどが滅菌された袋に入れられて届けられ、衛生面にも細心の注意が払われています。
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職員採用や育休後のサポートにも手ごたえ
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すくすく保育園は開設準備段階から職員間の反響も大きく、「復職を予定している職員からもすぐに『利用したい』という声が届いており、ちょうど託児所を探していた方も新規採用することができました」と、採用面での効果を実感されています。「開園からまだ日が浅いため、一時保育や夜間保育の利用者は徐々に増えていくことを期待しています。小さい園ですが、トットメイトのおかげで充実した施設とカリキュラムで夜間保育も安全に行う体制が整いました。お子さんがいるからキャリアアップできない…と悩んでいる方はぜひ、当院へ見学にいらしてください」と呼びかけていらっしゃいます。