保育のお仕事って、お子様はかわいいし一緒に過ごすのは楽しい!
でも、大変なこともたくさんありますよね。
特に、小さいお子様は体調や機嫌によって
同じ関わり方をしていても反応が毎回違ったり、
前にうまくいった方法を試しても今回は全然うまくいかない…
そんなことってたくさんあると思います。
1つの問題に対して何通りもの答えがあるのが保育の難しいところですが、
悩んでいる方の選択肢の一つになれたら、
そんな思いでスタッフ育成グループにお話を伺いました。
スタッフ育成グループとは、トットメイト本部で
普段から保育の相談に乗ったり、研修を行ったりしている
保育経験の豊かな保育士が揃った部署です!
今回は困ったときの対応例として、2種類の関わり方をご紹介いたします。
①お散歩の時
Aくん(2歳児)に「お散歩に行くよ!」と声をかけると
「いやだ!行きたくない!」と言います。
Aくんはいやいや期の真っ只中です。
遊んでいるおもちゃでまだ遊びたいと言っています。
あの手この手でお散歩へ行けるように誘っても
なかなか上手く行かない時はどうしたらいいでしょうか?
【関わり方の例】
・遊んでいるおもちゃの一部を持って行けるようなら
「お散歩に一緒に連れて行こう!」と誘う。
・「先生のお手伝いをしてくれる?」と誘い、
散歩に必要な物を持ってもらい特別感を味わえるようにする。
・先頭で保育者と手をつなぎ、信号の確認や自転車や車が近くを通る時の声掛け、
目的地に到着した時の声掛けなど「先生役」をお願いして特別感を味わえるようにする。
※特別感を持たせることで、自分だけ○○ができる!と
気持ちが切り替わることもあります。
②手に持った物を何でも落としてしまう
食べ物やおもちゃをポイポイ落としてしまうBちゃん(0歳児)
「なんでポイポイするの!ダメでしょう!
食べ物はポイポイしちゃダメ!」とついつい言ってしまいます。
でも、ダメと言ってばかりもあまりよくないですよね?
【関わり方の例】
物を上から落とすのは、手を離したら、なぜ物が落ちるのか
不思議でたまらない時期です。
そんな時期は、たくさん上から物を落とす経験をさせてあげましょう。
でも、躾はしていきます。
食事中など落としてはいけないときは、繰り返し
「落とさないよ」と優しく言葉をかけていきましょう。
そのうち「落とすことが楽しい時期」は終わります。
落とす楽しさも味わえるように環境を整えて遊びましょう。
トットメイトブログでは下記のようなブログも公開しております。
是非覗いてみてくださいね♪